本園は大館市における最初の幼児教育施設として、キリスト教宣教師(英国国教会系の米国聖公会)によって1918年(大正7年)に設立されました。入園するお子さんはもちろん、そのご家庭の信教、信条などを制限したり、入信を前提としたものではありません。

ただ、キリスト教を建学の精神としていますので、日常の中にお祈りがあり、イースターやクリスマスなどの行事があります。その点はご理解いただけたらと思います。

募集要項

募集人員1号認定 満3歳児~5歳児
教育時間月曜日~金曜日 9時~14時
休園日土曜日(預かり保育有)、日曜日・祝日・年末年始・お盆・創立記念日・その他園が定めた日
諸経費経費につきましては、幼稚園にお問い合わせください。

よくあるご質問

「日本聖公会とはどんな教会ですか?」

A.聖公会は、イングランドのカンタベリー大聖堂を総本山とするキリスト教会で、カトリックとプロテスタントの両方の性質を備えているのが特徴です。
 日本には、イギリス、アメリカ、カナダから宣教師が訪れ、布教しました。その働きの中には、教育、福祉、医療事業などがあり、幼児教育も公的なものに先駆けて行われていました。
 現在、全国に約300の教会・礼拝堂・伝導所があり、関連の事業として関東では立教大学、聖路加看護大学、聖路加国際病院、清里清泉寮などがあります。上高地を日本のアルプスとして世界に広めた登山家・ウェストン、軽井沢を別荘地として開拓したショーなどといったユニークな宣教師もいました。

「宗教教育で大切にしていることは何ですか?」

A.神によって創造された人間の命の尊さを知り、すべてのことを私たちにとって意味のあるものにしてくださる方、神を知ることです。
 神さまの前にひざまずくことによって、小さな自分を発見し、謙虚になり、人が互いに尊敬しあって生きること、手で触れることができるものや目でみることがすべてではないことを学ぶことができたらと願っています。
 案外子どもたちはいつも傍にいて下さる神さまの存在を感じているかもしれませんね。

「幼児期の発達で一番大切なことはなんですか?」

A.生活の基本習慣、基本ルールを確立すること、それを受け入れられる基本的な精神です。
 必要なものをきちんと食べ、排せつし、十分な睡眠をとり、他人への思いやりを持ち、美しいことを美しいと感じる心を育てることです。そして、それを言葉や動作などで表現し、また、そういうことができるための脳を含めた心と身体の発達をその子に応じてもっていることです。

「子どもはだれでも自然に発達するものではありませんか?」

A.教育とは教え込むことではなく、子ども自身が持っている可能性を引き出すことだと言われています。そのための支援をするのが親であり、教師であり、集団のなかでの子ども同士なのです。
 子どもたちは同年の子ども同士のつながりの中で成長し合い、縦のつながりの中でも成長していきます。大きい子は小さい子を励まし、共に遊び、生活する時、年長児としての自覚が高まり、周囲の人を思いやり、生活のルールをしっかりと守れるようになってきます。小さい子どもは大きい子の遊びや生活を見て、模倣し、学んでいきます。
 そして、年長児になった時、小さい子をいたわり、ルールを守ることができるようになるのです。

「保育料はいくらですか?」

A.教育認定1号のみ入園できます。保育料は無料です。

※その他ご不明な点、ご質問等につきましては、直接園へお問い合わせください。